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流用とは?/ アットローン

[ 19] 既存LAN配線の流用で障害発生、正常稼働でも事前調査は重要:ITpro
[引用サイト]  http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/TIS/denwa/20040527/1/

ユーザーの意向もあり、既存LAN配線を流用してIP電話システムを導入することにした。それまで正常に稼働していたLANであるのに、LANスイッチを入れ替えたら、ネットワーク全体がダウンしてしまった。その原因は、たわいないものであった。
現在、多くのLANスイッチには、ケーブルの種別を自動的に認識する機能がある。便利であるはずのこの機能が、問題を引き起こすこともある。既存のLAN配線を流用してIP電話を導入する際に、新たに設置したフロア・スイッチのケーブル種別自動認識機能が思わぬ障害を引き起こした。今回はその事例について紹介したい。
IP電話の導入を考える際、「既設のLANを流用するのか」「LAN構成を一新するのか」は重要なポイントである。ユーザーは、予算金額と首っ引きで計画を立てていることがほとんど。当然、「なるべく既存のLANを使ってくれないか」とか、「できるだけ安い機器を使ってほしい」といった要望が出てくる。
などが挙げられる。これらの条件が満足できていれば、基本的には既存のLANを流用して、シンプルなネットワーク構成でIP電話を導入できる。
今回のケースでは、「なるべく構成を変更せず、コスト・パフォーマンス重視」という要求に応え、既存のLAN配線を流用し、フロア・スイッチとしてPoE対応のスイッチを導入することにした。このLAN配線を「そのまま」流用したことがトラブルの原因となってしまった。
既存フロア・スイッチに接続されているケーブルを、そのまま新規に導入するPoE対応スイッチの同一ポートに収容するイメージで設計した。IP電話機をフロア・スイッチに接続し、IP電話機のハブ機能を使ってPCをつないだ。タグ・バーチャルLANを使い、データ系と音声系のネットワーク・セグメントを論理的に分離する構成を採った。
ポイントとなるところでテストをしながら移行を進めていった。徐々にネットワークが不安定になっているようであった。作業は、ユーザーの業務に影響を与えないよう休日に実施している。ほとんどの業務用PCは止まっており、トラフィックの急増などは考えられない。一抹の不安を感じていた。
そうしているうち、ついにネットワークが全断してしまった。IP電話が使えないだけではなく、データ系のネットワークまで不通となっている。大慌てでトラブル・シューティング。意外な原因に我々もユーザーも唖然(あぜん)としてしまった。
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